Microsoft Ignite 2021 (Fall) AI 関連アップデート

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2021/11/2-4(米国シアトル現地時間) でマイクロソフト本社の技術イベント Microsoft Ignite 2021 がオンラインで開催中です。

  • Microsoft Ignite 2021 (Fall) 公式情報
    • イベントサイト
      • Microsoft Ignite 2021: セッション視聴、参加者交流 (要登録、サインイン)
        • 終了したセッションはしばらく追いかけ再生可能、そのあとは24時間ほどでアーカイブとして視聴可能(見込み)

AI 関連アップデート

OpenAI 関連

Azure OpenAI Service 発表

Azure にホストされた OpenAI が提供する OpenAI API サービスを利用できる Azure OpenAI Service が発表になりました。現在の Azure 環境に追加して、GTP-3 ベースの ML モデルが利用できるようになります。現在、招待制プレビューの申し込みが開始となっています。

GTP-3 ベースのモデルを API として利用できる OpenAI API 自体も招待制プレビューが開始されています。

Microsoft & OpenAI

マイクロソフトの製品、ソリューションへの OpenAI 適用として、実行させたい内容(文章)からコードを生成する Github Copilot (招待制プレビューで提供中) が利用可能、Power Platform (Power Fx formulas) が(部分的に)提供開始 、Power BI (DAX生成) が予定されています。

Cognitive Services & AI Applied Services

Language (QnA Maker, Text Analytics, Language Understanding)

QnA Maker, Text Analytics, Language Understanding の機能を統合する Cognitive Services for Language が登場し、言語解析を行うサービスがまとめられています。Azure Portal 上で作成されるサービスとしては (Preview の現在は) Text Analytics 1種類に集約されるようですが、一部例外 (Custom Question Answering) もあります。

  • Language Studio (Preview): QnA Maker, Text Analytics, Language Understanding の機能を統合し(&機能追加)、各サービスのテスト、カスタムモデル作成などをサポート
  • Extract Information:
    • PII, Key Phrases, Linked Entities, Named Entities, Health Information の Prebuilt および カスタムモデル(Custom Named Entity Recognition (preview))により、文章からの情報抽出が可能
  • Classify Text:
    • Analyze sentiment and opinions, Detect language の Prebuilt および カスタムモデル (Custom Text Classification (preview)) による文章の分類が可能
  • Question Answering (GA):
    • Q&Aのリスト、または文章やカタログ、説明書などから質問回答エンジンを作成するサービス
      • Custom question answering: (QnA Maker と同様に) Q&Aのリスト、または文章やカタログ、説明書 などを投入して回答モデルを作成。Cognitive Search のサービスがベース。
      • Prebuilt question answering: Custom のようにデータ投入 (=Knowledgebase 作成) を行わず、投入した文章を用いて質問に対する回答を(都度)作成するサービス。
  • Conversational language understanding (preview):
    • 自然言語に対するエンティティ抽出や文章の分類(Classification) ができるサービス
      • Conversation project: (Language Understanding と同様に) 抽出すべきエンティティや分類を学習させることで、形態素解析をベースとしてエンティティ抽出や文章分類が可能。
      • Orchestration workflow project: これまでの Language Understanding や QnA Maker などのモデルをワークフローとして組み合わせが可能に。
    • Microsoft Docs > Cognitive Services > Language Service > What is Conversational language understanding (preview)?
  • Text Summarization (preview):
    • (Text Analytics と同様の) 文章要約(extractive summarization)サービス。こちらは Language Studio に含まれていないので、直接 Rest API などで操作します。
    • Microsoft Docs > Cognitive Servieces > Language Service > What is text summarization (preview) in Azure Cognitive Service for Language?

Form Recognizer

Speech Services

Video Analyzer for Media

Cognitive Search

AI 関連セッション

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