Microsoft Build 2022 AI 関連 Update

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只今開催中 (2022/5/24-26 ※US現地時間)、マイクロソフト (本社) が開催する最新技術イベントである Build 2022 にて発表された AI 関連のアップデートをまとめました。

Build 2022 AI 関連アップデート

OpenAI Codex & GPT-3 Demo

セッション内で OpenAI Codex Model および GPT-3 Model の活用方法がデモとして数多く紹介され、そのソースコードが GitHub で公開されています。

GitHub > microsoft / Build2022-AI-examples

これらは主に Prompt Engineering と呼ばれる、自然言語分析(NLP) によって文章からコードを生成する手法が使われています。High Level Task Description (description からタスクを解析), High Level Contextual Information, Examples [Input, Output] (例示された処理や入出力の description と対になるコードを利用), History [User Input](過去履歴を利用)、といった機能を組み合わせて実装されることになります。

gitthub.io > Prompt Engineering: Learn how to use AI models with prompt engineering

Responsible AI – Responsible AI Dashboard & Responsible AI Scorecard

AI の民主化ととともにマイクロソフトが言及し続けている、モデルの作成から利用に至るまで、すべてのプロセスにおける “信頼性のある” (Responsible) AI。

Microsoft > Responsible AI

Azure Machine Learning に統合された Responsible AI Dashboard および Responsible AI Scorecard を利用することで、モデル開発~評価のライフサイクルを通じて、モデル統計評価、データ探索、機械学習の解釈可能性、不公平性評価、エラー分析、因果関係推論、反事実分析 を行うツールと一元管理を行うことが可能になります。

Cognitive Services アップデート

Cognitive Services for Language

  • Document and Conversation Summarization (Preview)
    • Document Summarization (文章要約) : Text Summarization から名称が変更になっているので注意
    • Conversation Summarization (会話要約): 顧客&担当者 の会話(やり取り) から要件やタスクを要約する機能
  • Custom Namged Entity Recognition (GA): 固有表現認識(NER)。エンティティを識別、認識する機能
  • Custom Text Classification (GA): テキスト(文章、タイトルなど) をクラス分類する機能
  • Conversational Language Understanding (GA): テキストのエンティティ抽出およびクラス分類を行う (旧) Language Understanding (LUIS) が Cognitive Services for Language の一機能として含まれることに
  • Document Translation (GA): ファイルを丸ごと (PDF, CSV, HTML, Excel, PowerPoint, Word … (Supported document formats)) を投入→ 翻訳する機能

Azure OpenAI Services: Public Preview 開始

Azure Translator 強化

Applied AI Services アップデート

Form Recognizer

  • Prebuild Models 追加 (vaccination cards, insurance cards) (Preview): いずれも Limited Preview で Access Request 申請が必要
  • Read, Layout (Preview): ドキュメントの (単なる) OCR、表やチェックボックスを取得する機能
  • 対応可能な言語拡大 (Preview 含む): 印刷された文字は 164 言語 (日本語対応済み)、手書きは日本語を含む 9 言語対応に

Bot Service

  • Azure Bot Services と Power Virtual Agents の連携: Bot Service Composer (旧称: Bot Framework Composer) 機能を統合予定

AI の進化 および AI コミュニティ支援 のためのパートナーシップ

AI の進化、および世界の(!) AI コミュニティを支援するためのパートナーシップを発表しました。

  • Meta: Meta 社における戦略的クラウドプロバイダーとして Azure を選定、Azure 上での PyToach による実装を進めるための development accelerator およびサポートを提供予定
  • AMD: GPU M200 をAzure に導入
  • Hugginging Face: データサイエンティストおよび ML 構築者向けのオープンソースプラットフォームである Hugging Face との連携で、Hugging Face API を直接利用できる Hugging Face Endpoints Service を Azure Marketplace で展開、Azure Machine Learning との統合が進められる予定

Build 2022 AI 関連公式情報

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