例えば、体温計測表の提出→ダッシュボード表示を IT で自動化する ~ 新型コロナウイルス対応作業をデジタル化&効率化

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今回はこのブログでは珍しい(?)、AI を使わないソリューションです。

新型コロナウイルス対応で、出社の際に計測した体温を提出するなど、健康状態を把握するために体温計測を求められたり、といった話がニュースでも取り上げられています。

各自(社員)がスマホから簡単に入力して提出でき、管理側(企業)もそれを一元化してみることが出来れば、とても効率的です。こういった IT ソリューションは比較的簡単に短時間で構築できます。

ソリューション要件と利用できるアプリ、サービス

社員用 入力 UI

入力するための UI は専用のアプリケーション(iPhone, Android 用アプリ) を用意しても良いですが、ひとまず Web アプリケーションで準備してブラウザーから入力するのでも十分でしょう。また、会社や学校で Office365 が導入されているなら、Microsoft Forms のアンケートフォームを使うと、Office365 ユーザー情報を利用でき、管理の手間も省けます。

データベース

入力 UI として専用アプリや Web アプリケーションを使う場合は、アクセスの自由度(と管理)を考慮すると、クラウド上のデータベースなどが候補となります。Azure なら Azure SQL Database もありますが、NoSQL で Azure CosmosDB (10 GBまで無料版あり) や Azure Table Storage (データサイズ当たり最も安価) の方が自由度が高く、短時間に構築できるでしょう。

データベースを構築するほどの規模ではない場合、 Excel ファイルを作成し、OneDrive など公開フォルダーに置けば Microsoft Graph (Web API) でアクセスできます。(Microsoft Forms のアンケート入力結果は OneDrive (for business) 内の Excel ファイルに蓄積します。)

管理者用データ閲覧 UI

入力されたデータを一元的に見る場合、データベースに関わらず、基本的には Excel で用は足ります。よりグラフィカルに閲覧したい場合は Microsoft Power BI など 無料で使えるアプリもあります。

ソリューション実装例

上記の要件から、安価 (または購入済み) で利用可能なサービスを組み合わせた実装例を挙げてみます。

(1) Azure Web App、Azure Table Storage、Microsoft Power BI

このパターンでは、Azure Web App に Azure Active Directory や OpenID などの認証を追加し、サインインやデータを格納するときに ID などのユーザー情報を利用することもできます。

サンプルコード

(2) Microsoft Forms (OneDrive for business, Office Excel が必要)、Microsoft Power BI (または Office Excel)

このパターンは、Microsoft 365 を会社や学校で購入済みで Microsoft Forms や OneDrive for business を利用可能な場合、ノンコーディングで実装したい場合に向いています。

OneDrive for business から Forms 用 Excel を作成し、入力フォームを作成します。入力の回答はその Excel ファイルに行が追加されていきます。こちらはデータベースとして利用し、ダッシュボードとしては (1) と同様に Power BI を利用する、またはダッシュボード用に Excel ファイルを作成してデータを読み込む方法でも良いでしょう。

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