Cognitive Services Custom Vision で独自の画像解析モデルを作成したら、いろいろな方法でアクセスできます。Web API にアクセスする方法なら(ある意味)無限なのですが、API に加えて SDKを使う、モデルを Export して使う、など現時点でザックリ数えて13種類の方法をご紹介します。
Web API
直接 Web API にアクセス
一番シンプルな方法です。URL やパラメーター詳細は API Reference を確認してください。
Cognitive Services APIs Reference – Custom Vision Prediction
各言語からの HTTP Post のサンプルコードや、直接 Web API の動作を確認できるコンソールなども用意されています。
公式 SDK からアクセス
コードサンプル も用意されていますので、こちらから動作を確認できます。
ワークフロー系のサービスから
どちらも Custom Vision のコネクターがあります。もちろん HTTP コネクターを使って Web API から Post を設定することもできます。
Export して
- CoreML
- TensorFlow
- ONNX
- Dockerimage
- Vision AI Dev Kit
Export する場合は、Project が Compact で作成されている必要があります。
作成済みの Project を利用する場合は、設定画面から Compact を選択したのち、再度 Train を行えば OK です。
Windows アプリから MLモデルを利用する際は、 Windows Machine Learning Code Generator という Visual Studio 拡張機能が便利です。(VS 2019 用 | VS 2017 用)
UWP で利用する手順 でも利用しています。(コードサンプル)
また、ダウンロードできる Dockerimage は Web API としてのコードや構成が含まれているため、すぐに Image Build して利用することができます。
詳しい手順は Docker で Image Build して利用するまでの手順 でご紹介しています。