Microsoft Ignite 2021: Communication Update

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マイクロソフト本社が開催する技術カンファレンス Microsoft Ignite 2021 が 2021 年 3月 2~4 日 (現地時間) で完全オンラインで開催されています。AI | Conversation 周りの技術アップデートをご紹介します。(一通りの Ignite 2021 発表のまとめは Microsoft Ignite 2021 Book News をご覧ください。)

こちらは Communication (Azure Communication Services, Azure Bot Service | Bot Framework, Microsoft Teams) 周りのアップデートです。

Azure Communication Services

Azure Communication Services (以下 ACS) は、Microsoft Teams の技術をベースとした、音声 | ビデオ | テキストメッセージをホストするサービスで、ACS でホストする コミュニケーションの”場” (Microsoft Teams で言えば “会議”) を作成して接続、コミュニケーションする 独自の Web | モバイルアプリを容易に開発できます。

Microsoft Teams との連携

ACS と Microsoft Teams の機能が連携し、ACS クライアントが Teams ユーザーと接続して、音声 | ビデオ 会議やチャットを行うことが可能になります。これにより Microsoft Teams を使う社員と、ACS をベースとした Web | モバイルアプリからアクセスする顧客がシームレスにコミュニケーションできるソリューションの開発が容易になります。

例えば、外部向け Web サイトに音声 | ビデオ | チャット対応窓口を設け、顧客は Web アプリから、社員は Microsoft Teams から接続ができます。Power Automate や Azure Logic App などを利用して、顧客からの問い合わせから Teams 会議を設定するなどのタスクを自動化するデモが紹介されていました。


Azure Bot Service との連携

ACS の Voice 機能が Bot Service の Connector (“Telephony”)として利用可能になります。ACS からの音声入力は Cognitive Services Speech Service を用いてテキスト化されます。


Microsoft Dynamics 365 Customer Service との連携

D365 Customer Service のオムニチャンネルの一つとしても、ACS の Voice 機能が利用可能になります。(詳細分かり次第アップデートします)


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